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工場から発生する産業廃棄物
2022.04.17

工場から発生する産業廃棄物の処理について

「工場から発生する廃棄物は産業廃棄物だと思うのですが、

依頼する業者によって一般廃棄物になることもあるのですか?」

 

「工場から出る廃油や金属くずなどを買い取ってもらえると聞いたのですが…」

などのご相談があります。

 

今日は、工場から出る産業廃棄物についての基本情報をご紹介します。

 

産業廃棄物と一般廃棄物の違い

そもそも工場といっても食料品を製造している工場や、

繊維や石油、石炭製品、鉄鋼業や非鉄金属を扱っている工場など、

いろいろな業種があります。

 

もちろん産業廃棄物なのか一般廃棄物なのか判断がつかないことも多いと思います。

一つ目安にしてほしいのは、一般の家庭ゴミではなく、

事業活動に伴う産業廃棄物の種類として法令で定められている

20品目です。

 

以下のような種類と業種にあてはまれば産業廃棄物で、それ以外は一般廃棄物になります。

業種に関係なく産業廃棄物になるもの

以下の12種類に該当すれば、業種には関係なく産業廃棄物という考え方です。

 

○業種に関係なく産業廃棄物として扱うもの(1-12)

種類 具体例
(1)燃えがら 石炭がら、重油灰、焼却炉の残灰、炉清掃排出物、その他焼却残さ
(2)汚泥 排水処理後や各種製造業生産工程で排出される泥状のもの、活性汚泥法による余剰汚泥、ビルピット汚泥、
カーバイトかす、洗車場汚泥、建設汚泥等
(3)廃油 鉱物性油、動植物性油、潤滑油、絶縁油、洗浄油、切削油、溶剤、タールピッチ等
(4)廃酸 写真定着廃液、廃硫酸、廃塩酸、各種の有機廃酸類等すべての酸性廃液
(5)廃アルカリ 写真現像廃液、廃ソーダ液、金属せっけん廃液等すべてのアルカリ性廃液
(6)廃プラスチック類 合成樹脂くず、合成繊維くず、合成ゴムくず(廃タイヤを含む)等固形状・液状のすべての合成高分子系化合物
(7)ゴムくず 生ゴム、天然ゴムくず
(8)金属くず 鉄鋼または非鉄金属の破片、研磨くず、切削くず等
(9)ガラスくず、コンクリートくずおよび陶磁器くず ガラス類(板ガラス等)、製品の製造過程等で生じるコンクリートくず、インターロッキングブロックくず、
レンガくず、廃石膏ボード、陶磁器くず等
(10) 鉱さい 鋳物廃砂、電炉等溶解炉かす、ボタ、不良石炭、粉炭かす等
(11)がれき類 工作物の新築、改築または除去により生じたコンクリート破片、アスファルト破片その他これらに類する不要物
(12)ばいじん 大気汚染防止法に定めるばい煙発生施設、ダイオキシン類対策特別措置法に定める特定施設または産業廃棄物焼却施設において発生するばいじんで、集じん施設によって集められたもの

指定業種以外は一般廃棄物になるもの

業種が関係してくるのは、こちらの7種類です。

以下で指定されている業種は産業廃棄物、それ以外の業種では一般廃棄物です。

 

○指定された業種以外は一般廃棄物して扱うもの(13-19)

種類 具体例
(13)紙くず 建設業に係るもの(工作物の新築、改築または除去により生じたもの)、パルプ製造業、製紙業、
紙加工品製造業、新聞業、出版業、製本業、印刷物加工業から生じる紙くず
(14)木くず 建設業に係るもの(範囲は紙くずと同じ)、木材・木製品製造業(家具の製造業を含む)、パルプ製造業、輸入木材の卸売業および物品賃貸業から生じる木材片、おがくず、バーク類等貨物の流通のために使用したパレット等
(15)繊維くず 建設業に係るもの(範囲は紙くずと同じ)、衣服その他繊維製品製造業以外の繊維工業から生じる木綿くず、
羊毛くず等の天然繊維くず
(16)動植物性残さ 食料品、医薬品、香料製造業から生じるあめかす、のりかす、醸造かす、発酵かす、
魚および獣のあら等の固形状の不要物
(17)動物系固形不要物 と畜場において処分した獣畜、食鳥処理場において処理した食鳥に係る固形状の不要物
(18)動物のふん尿 畜産農業から排出される牛、馬、豚、めん羊、にわとり等のふん尿
(19)動物の死体 畜産農業から排出される牛、馬、豚、めん羊、にわとり等の死体

(20)上記に掲げる産業廃棄物を処分するために処理したものであって、これらの産業廃棄物に該当しないもの(コンクリート固型化物 など)

 

たとえば、食料品製造業では、

原料として使用した製造工程のくずや不良品などは産業廃棄物で、

社員食堂などから発生したくずは一般廃棄物です。

油や調味料などの液状のものは産業廃棄物(廃酸、汚泥など)です。

 

自動車工場、電化製品の製造工場などから出る

金属のくずや、建築現場から出る建築廃材などは産業廃棄物です。

廃バッテリー、廃油などは特別管理産業廃棄物にあたります。

この場合、特別管理産業廃棄物の資格が必要です。

 

分かりにくいときにはご相談ください。

物によって産業廃棄物となるもの、業種によって産業廃棄物になるものとして

20品目が決められていますが、

実際には原料がどれにあたるのかが分からないなど、いろいろと疑問が出ることもあるでしょう。

 

食品製造工場から出荷され、賞味期限切れとなった場合に、

排出者が販売者となるケースもあり、また製造者が引き取るようなケースも考えられるので、

混同しないように注意しなければいけません。

工場から発生する産業廃棄物まとめ

一般廃棄物では不要なのですが、産業廃棄物の処理にはマニフェストが必要になります。

 

マニフェストを電子化することで管理の手間を削減し運用をスムーズに行うこともできます。

また、金属くずや廃油などのように有価物化ができる可能性もあるため

リサイクルや分別方法、有価物化などのアドバイスなども増えています。

 

みどり産業では一般廃棄物、産業廃棄物、特別管理産業廃棄物の収集や運搬を行なっています。

4つの中間処理施設により堆肥化や固形燃料化、減容固化などで循環型社会を目指しています。

 

プロとして分別、回収、処分、アドバイスをいたします。

対応エリアは千葉県市原市をはじめとして、

・千葉市

・八千代市

・四街道市

・佐倉市

・袖ヶ浦市

・成田市

・富里市

・酒々井町

・大多喜町

・いすみ市

・東京都

・神奈川県

・埼玉県

・茨城県

などです。

 

工場から出る廃棄物の処理について

「分別の仕方が分からない」

「コストダウンや適正な処理について知りたい」

「理想的な処理方法を学びたい」

など、無料相談を受け付けております。

 

どう、改善できるのが具体例を交えてお教えします。

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工場向け産業廃棄物管理

 

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