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発泡スチロールの捨て方
2025.04.26

企業と家庭?どのように処分すればいい?発泡スチロールの捨て方!

「発泡スチロールは何ゴミになるの?」「発泡スチロールとプラスチックの違いって?」「どうやって処分するのが正解?」という方が多いのではないでしょうか。自治体ごとに処分方法が異なる発泡スチロールの捨て方には、気を付けるべきポイントがたくさんあります。企業においても効率の良い処分方法は課題の一つだと思います。今回は発泡スチロールや廃プラスチックの処分方法について解説します。

 

⚫︎この記事でわかること

・発泡スチロールとプラスチックの違い

・プラスチックと廃プラスチックの違い

・専門業者に依頼するポイント

発泡スチロールとプラスチックの違いとは?

発泡スチロールとプラスチックの違いがわからない、と思っている方も多いのではないでしょうか。実は、発泡スチロールはプラスチックの一種で、プラスチックは樹脂の種類や形成方法でいろいろな形になります。

 

◆主なプラスチックの種類

・ポリエチレン

・ポリプロピレン

・塩化ビニル樹脂

・ポリスチレン

・その他可塑性樹脂:熱を加えると軟らかくなる

・熱硬化性樹脂:熱を加えると硬くなる

 

発泡スチロールは、ポリスチレン樹脂を発泡剤で膨らませたもので体積のほとんどが空気です。軽量で衝撃吸収性、断熱性にも優れています。

家庭から出る発泡スチロールの捨て方!

発泡スチロールはプラスチックの一種だということがわかりましたが、自治体によってプラスチックは大きく「プラスチックごみ」「容器包装プラスチック」「資源ごみ」などに分別されます。また、一辺の長さが30cm以上の場合には「粗大ごみ」として扱うことになります。

千葉県千葉市では?

柔らかいプラスチックは可燃ごみ、硬いプラスチックは不燃ごみに分別します。ただし、指定のゴミ袋に入らないものは粗大ゴミとして処分します。

千葉県市原市では?

プラスチックは燃やすごみとして出します。ただし、幅・奥行き・高さの合計がおおむね150センチメートルを超えるものは「粗大ごみ」です。市原市では、食品トレーなどのポリスチレン商品のリサイクル事業に取り組んでいます。リサイクルされることで再び食品トレーなどに生まれ変わっていきます。

千葉県成田市では?

プラマークがついていないものは、青色の指定袋に入れて可燃ごみに出します。プラマークがついているものは、水で軽くゆすいで汚れが落ちるものは、白色の指定袋に入れてプラスチックとして、汚れが落ちないものは可燃ゴミとして出します。

千葉県八千代市では?

ペットボトル以外のプラスチック容器は可燃ごみとして出します。20リットル用の指定ごみ袋の口が結べない、または、袋からはみ出してしまう大きさのものは「粗大ごみ」です。

千葉県四街道市では?

発泡スチロールは「プラスチック・ビニール類」です。汚れを落としてから、透明または半透明の袋(中身の見えるレジ袋など)を使用して出します。1辺の長さが30cmを超えるものは「粗大ごみ」です。

家庭から出るプラスチックの捨て方のポイント!

プラスチックを捨てるときは、適切な分別と再利用の工夫が大切です。リサイクルだけではなくリデュースやリユースを取り入れることもポイントになります。

プラスチックと廃プラスチックの違い

プラスチックは石油や天然ガスなどを原料とした樹脂のことで食品トレーやペットボトル、袋、発泡スチロールなど、さまざまなものとして使われています。

廃プラスチックとは、使用後に廃棄されるプラスチックや製造過程で出るプラスチックの破片や梱包材などです。

企業における廃プラスチックの捨て方のポイント!

環境問題への関心が高まっている中、企業における廃プラスチックの正しい処分方法を知りたいという方は以下のポイントには気をつけたいですね。

ポイント1:効率の良い回収と分別をする

もし、効率の良い回収と分別ができていない場合には、どうしたらよいのでしょうか?まずはリサイクル可能なプラスチックとリサイクルが困難なプラスチックを明確に分けることからはじめましょう。分別を効率化するためには廃棄物の種類ごとに分別のルールや仕組みを導入することで効率よく行うことができます。

ポイント2:汚れていないプラスチックはリサイクルする

汚れているプラスチックなら焼却・埋立処分を行いますが、汚れていないプラスチックならリサイクルがおすすめです。みどり産業の再資源化施設は、多種品目廃棄物のリサイクルができる「廃プラスチック再資源化施設」「空容器リサイクル施設」「発泡スチロールリサイクル施設」「蛍光灯類破砕施設」が一つになることで、効率よいリサイクルが可能になります。

廃棄物のリサイクル率を飛躍的に向上できるサービス

ポイント3:外部リサイクル業者との協力

自社で処理できない廃プラスチックを効率的にリサイクルするためには、リサイクル施設との契約や専門業者との連携をおすすめしています。廃棄物処理法やプラスチック資源循環促進法などの規制を順守することも大切です。廃プラスチック削減やリサイクルに取り組む姿勢を広報し、企業価値を向上させるCSR活動のメリットもあります。

おわりに

プラスチックのリサイクルは、単なる廃棄物の処理ではありません。家庭でも企業においてもこれまでの処分方法を見直してみてはいかがでしょうか。

・家庭→分別することでゴミの量を減らせて、資源循環率を大幅に改善できる

・企業→ゴミ処理のコスト削減やブランド価値向上、環境負荷低減への取り組みが大切

 

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