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リチウムイオン電池の捨て方
2023.02.18

膨張してしまったバッテリーはどうする?〜リチウムイオン電池の正しい捨て方

「携帯電話のバッテリーが劣化して膨張してしまった」
「古くなったバッテリーをどのように処分すればよいのか分からなくて困っている」
という声は意外にも多いです。

 

そのような状況にならないためにも、なったとしても困らないように、

リチウムイオン電池の正しい捨て方を知る必要があります。

この記事では、古くなったリチウムイオン電池の処分方法』についてご紹介します。

リチウムイオン電池とは?

電気を蓄えることができるのがリチウム電池で、リチウム電池には種類があります。
ご家庭でイメージしやすいのは、携帯電話やPC、デジタルカメラなどに使われているバッテリー、
電気自動車や非常用照明などの大きなバッテリー、腕時計や体温計などの小さな丸型の電池
だと思います。

 

〜ご家庭でリチウムイオン電池を処分する場合〜
■小型のリチウムイオン電池:コイン型、ボタン型、円筒型の電池
→【自治体で回収できる場合とできない場合があります】
■小型のリチウムイオン電池:携帯電話、PC、デジカメなど
→【基本的には自治体では回収できません】
■大型のリチウムイオン電池:電気自動車のバッテリーなど
→【基本的には産業廃棄物として処分します】

 

〜事業者や工場などでリチウムイオン電池を処分する場合〜
■産業廃棄物の処分ができる業者に依頼します

事業者や工場などから排出されるバッテリの中には特殊なものもあるので、
排出が可能であるのか事前に確認するようにしましょう。(←事前に相談するのがポイント
※自治体により処分方法が異なる場合があります。

バッテリー(リチウムイオン電池)も劣化する

バッテリーにも寿命があるので、長年、使い続けることで、充電されにくくなる、
すぐに電池切れしてしまうなどのトラブルが発生します。

無理に使い続けた結果、膨張してしまい、「どうしようか」とあせってしまった
という経験はありませんか。発火事故につながることもあるのでリチウムイオン電池の
処分方法をしっかりとチェックしておきましょう。

リチウムイオン電池の正しい捨て方

自治体で回収できるものは限られています。さらに自治体によって出し方が異なるので、
把握しておく必要があります。
たとえば、千葉市、市川市、市原市ではつぎのようなルールが定められています。

※ルールが変更になる場合もあります

リチウムイオン電池の捨て方【千葉市】

携帯電話やPC、タブレットなどの小型家電は、区役所、市民センターなどの回収ボックスで
回収していますが、電池やバッテリーは取り外せる場合には抜き取った上で有害ごみまたは
回収協力店に排出します。

 

リチウムコイン電池は自治体の有害ごみとして出せますが、それ以外のリチウムイオン電池は
有害ごみでは出せません。ただし、バッテリーなどの一部の品目は清掃施設への持ち込みが
可能になりました。

リチウムイオン電池の捨て方【市川市】

市川市では、リサイクルマーク表示のあるものは、リサイクルボックスで回収し、
表示のないものは、原則、有害ごみで出します。表示のないもののうち、ボタン電池は
ボタン電池回収缶、コイン型のリチウム電池は燃やさないごみで出します。

リチウムイオン電池の捨て方【市原市】

市原市では、リチウムイオン電池の回収は行っていません。回収を行っている事業者に
持ち込みをします。

リチウムイオン電池の処分方法

処分する方法をさらに詳しく見てみましょう。お近くに回収協力店や回収ボックスが
ある場合にはボックスに出せます。無い場合には、各自治体のルールを確認してみてください。

 

→自治体で出せない場合や、ルールげ変更になりよくわからない場合などには専門業者に回収を
依頼することができます。(自治体ごとのルールの違いや、お近くに回収ボックスが無いことも)

 

▼回収協力店、回収ボックスがお近くにある場合
→設置されている回収協力店などのボックスに入れる

▼自治体で回収が可能な場合
→自治体のルールにしたがって処分する

▼どうしたらよいかわからない場合
→専門業者に依頼する、またはメーカーに問い合わせる

 

※火災などの事故が多いので、小型のリチウムイオン電池は、ビニールテープなどで
金属部分を絶縁してから排出しましょう。

携帯電話のバッテリーが膨張してしまったら?

バッテリーにも寿命があるので、膨張してしまったら、修理に出す、または処分をすることを
おすすめします。劣化したままの状態で使い続けると発火や爆発などのおそれもあります。

リチウム電池の処分方法まとめ

リチウム電池が原因の火災が増えており、不燃ごみ処理施設などでもリチウム電池が原因の発火が
発生しています。リチウム電池の捨て方には十分に注意してください。

 

  • 自治体ごとの処分方法を確認する
  • ビニールテームなどで金属部分を絶縁してから排出する
  • 携帯電話などのバッテリーが膨張したらほそのまま放置しない

 

携帯電話のバッテリーが膨張してしまっても処分方法が分からないので、そのまま放置している方が
いらっしゃるかもしれませんね。
使用していない電化製品や携帯電話、バッテリーなどの片付けをしてみてはいかがでしょうか。

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