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ゴミの減らし方
2025.08.01

ゴミの量を減らしたい!誰にでもできる工夫5選!

環境のためにゴミの量を減らしたい、SDGsのためにできることはないかな、そんな風に考えている方は多いのではないでしょうか。日本のゴミの排出量は令和5年では年間、3,897万トン。国全体での排出量は中国、アメリカ、インドについで世界で4位です。ゴミの量を減らすためにはどのような工夫ができるのでしょうか。

 

⚫︎この記事でわかること

・家庭でできる簡単なゴミ削減の工夫

・企業でできるゴミ削減の取り組み

・企業がやってしまいがちな失敗

家庭でできる簡単なゴミ削減の工夫とは!?

お金をかける必要もなければ、手間もかけずに続けれることから始めるのがポイントです。日常の少しの工夫だけでできることが多いです。

1.買いすぎを防ぐ

食材や日用品などは必要な分だけ購入し、まとめ買いは計画的に行うのがオススメです。買い物前にはストックしているものや冷蔵庫の中身を確認しておきましょう。

2.コンポストや生ゴミを乾燥させる

どうしてもでてしまう生ゴミは、乾燥させれば水分量が減るのでゴミの量も少なくなります。生ゴミを減らすにはコンポストや乾燥機を使うこともできます。できれば料理をする時に「皮ごと使う」「余り物レシピを活用する」などの工夫も大切です。

3.リユース・リサイクルをする

リユース・リサイクルをするという考え方は欠かせません。ごみの分別(ペットボトル、紙類、金属類など)をする、まだ使えるものはフリマアプリやリサイクルショップの活用もできます。

4.分別は捨てるよりも活かす

食品トレイは回収ボックスを活用しましょう。分別がしっかりできれば環境にも優しく焼却コストの削減にもつながるため、捨てるよりも活かすようにしましょう!

5.行動のきっかけを作る

たとえば、「分別しやすいゴミ箱に変える」「冷蔵庫の中身を付箋で貼る」などの小さな行動が、無理なくゴミの削減につながります。

企業でできるゴミ削減の取り組みとは!?

企業でできることといえば、まずは社内のゴミの管理ですね。分別を徹底してリサイクル率を上げること。

1.社内でのゴミの管理をする

基本はオフィスのペーパーレス化や分別回収のルールを工夫して、リサイクル率を上げるのがよいですね。

2.製造・販売段階でのゴミの削減をする

過剰な包装の見直しや、商品の設計の段階でリサイクルが可能な素材を使用するなど、製造・販売段階でのゴミの削減が大切です。

3.リユースやリサイクルの促進をする

プラスチックやダンボールなどの回収や食品リサイクルなどの活用がオススメです。食品リサイクルの堆肥化によって食品廃棄物を分解・発酵させて堆肥を作るので、食品廃棄物を減らせるだけでなく土壌の改良や資源の有効活用にもつながります。堆肥として再利用ができます。

4.社内教育と啓発をする

ゴミの削減についての知識がなければ理解が得られません。社員に向けたゴミ削減やリサイクルの研修を実施したり、エコ活動へのインセンティブを設けるとよいですね。

5.サブライチェーン全体で取り組む

取引先とも連携して循環資源型の仕組みを構築するのが、より大切なポイントですね。廃棄物の削減やリサイクル率アップの目標を達成できる企業にステップアップできます。

実は難しい?「企業はやってしまいがちな失敗」とは?

どうしても「ペーパーレス化が進まない」「ゴミの削減が難しい」「リサイクル率が上がらない」というように企業での取り組みが進みにくいことがあるようです。やっていまいがちな失敗もチェックしてみてください。

失敗1.現場の理解・共感が得られない

いくら本社がペーパレス化といっても、現場では紙資料を使い続けていることも少なくありません。具体的なメリットや目的が共有されていない、現場の実務に合っていないなどもありますので実務に即した形で共有をすることが必要になります。

失敗2.単なるアピールになってしまう

本質的な削減になっていないと、単にアピールになってしまうことも。せっかく販促品を作っても大量に廃棄されてしまっては削減とはいえませんね。アピールが目的化してしまうとホームページには書かれていても実際には何もしていないということにもなります。

失敗3.分別のルールがわかりにくい

分別の数が多すぎで、混乱して結局は分別されていない場合には、簡潔なルールやわかりやすい表示にすることが必要です。

失敗4.コスト削減を優先させすぎ

コストの削減のために格安の業者に依頼したことで適正な処理がされていない可能性もあります。安さだけを重視しすぎると逆効果になることも。信頼できる業者を選定することでリスク評価ができます。

失敗5.評価をしない

削減目標を掲げたのにどれだけ削減できたのか分からないのは、数値を管理していないからで数値の見える化を行なってください。

みどり産業のリサイクルの取り組みとは?

ゴミの量を減らすためには、リサイクルに取り組む必要があります。みどり産業では収集した廃棄物をリサイクルすることでCO2の削減にも貢献するとともに、生産したリサイクル燃料は石油に代わる燃料として活用されています。その他、リサイクル堆肥を使用した野菜の栽培など、さまざまな取り組みをしています。

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